イベントじょうほう
2019.03.20
3月3日「第1回ビブリオバトル中学生大会」を開催しました。ビブリオバトルとは、本の魅力を5分で紹介しあい、読みたくなった本の投票数で競うゲームです。発表した中学生2人からは「本が好きな人たちと自分の好きな本の話をできて良かった」「これまでは読んで終わりだったので、なぜこの本が好きかまとめる良い機会になった」との感想が聞かれました。
『妖怪アパートの幽雅な日常』香月日輪/著、講談社
発表者:高濱 律樹さん(大津北中2年)
妖怪など個性豊かなキャラクターが登場する小説を紹介。登場人物の心情に共感し自分の感情を認められたとのこと。「ハマるのでテスト前は読まないほうがいいです!」
『人間失格』太宰治/著、新潮社
発表者:神代 昌太さん(大津北中3年)
太宰治の名作を紹介。冒頭の暗唱で観覧者を引き込む。「人間とは何かということについて、生きていく限り考え続けていきたい」
発表者は少なかったものの大変盛り上がり、終了後には観覧者の大人を加えて2回目を行いました。今後も図書館でビブリオバトルを継続していく予定です。皆さんのご参加をお待ちしています。
『カメレオンの呪文』ビアズ・アンソニイ/著、早川書房
『若松英輔特別授業「自分の感受性くらい」』若松英輔/著、NHK出版
『きまぐれロボット』星新一/著、理論社
『氷菓』米澤穂信/著、角川書店